HDD 複数のドライブの使い分け




ハードディスクは、「ドライブ」と呼ばれる名称により、複数に区分けされ、区別されることになっています。

専門的な言い方になるのかもしれませんが、ファイル構造の階層から見れば、ファイルやフォルダの上位にあり頂点になるのが「ドライブ」になります。

「ドライブ」以上の階層は無いということです。

ドライブは、ひとつのハードディスクに複数(例 Cドライブ と Dドライブ)作ることもできますし、ひとつのハードディスクをひとつのドライブ(例 Cドライブ)にしている場合もあります。

このドライブは、ほとんどの場合購入した時点で既に設定されて決まっていますから、それを変更する必要はありません。

ハードディスクが1台しか付いていないのに、マイコンピュータでは、「ローカルディスクC」と「ローカルディスクD」の二つのドライブが表示されているとすれば、1台のハードディスクをCドライブとDドライブのに区分けして使っているということです。

ハードディスクのファイルを移動する時に、同じドライブ内で行う場合と、違うドライブの間で行う場合では、パソコンは全く違う処理を行うことになります。

同じドライブ内の移動であれば、ファイルのデータは移動せずにファイルのフォルダの位置を示すデータだけが書き換えられます。

例えばデスクトップにあるファイルをマイドキュメントに移動しても、ファイルの位置を示す部分がデスクトップからマイドキュメントに書き換えられるだけで、ファイルのデータ自体は変化しません。つまり、中身はそのままで、入れ物のネームだけが張り替えられるようなものです。

一方、違うドライブの間で移動する場合には、ファイルのデータをコピー元のドライブからコピー先のドライブにすべてコピーしてから、コピー元のファイルを削除するという手順になるのです。

この処理の違いは、大きい容量のファイルやフォルダを移動した時に、移動の処理に要する時間の違いによってはっきりとわかります。

異なるドライブの間のファイル移動には時間がかかるということを知っておいてください。

また、ファイルが壊れた時に他のファイルのデータにも影響を与えることがありますが、異なったドライブ間ではその影響は少なくなるという違いもあります。

一つのはハードディスクの中でバックアップする場合は、同じドライブではなく、区分けされた違うドライブへのバックアップをお勧めするのは、このような理由からです。

ふたつのハードディスクがあり、違うハードディスクのドライブにバックアップできればさらに安全性が増すということになります。

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