「ハードディスクは突然に壊れるもの」、「ハードディスクはいつ壊れもおかしくない」とこのサイトでは繰り返しており、それはそのとおりなのですが、では予兆のような兆候が全くないのかというと、注意深く観察していれば故障の前兆に気付く場合もあります。
そのチェックに役立つのが別ページでも紹介しているエラーチェック機能です。
パソコンに使われているハードディスクは、CDのような円板が、毎分7600回転とか毎分5800回転など言った非常な高速で回転しながらデータを読み書きする構造になっています。
また、円盤面と読み書きを行うヘッドとの隙間は、煙の粒子でも障害になるほどの狭いものであり、ハードディスクというのは、ナノレベルの超精密機器であると言ってもいいでしょう。
ハードディスクはこのようなデリケートなパーツであるため、強い衝撃や急な電源の断絶がダメージを与えることになるわけです。
ハードディスク全体が壊れる前の段階で、その予兆のように、時々何となくおかしな動きになるといった症状が出ることがありますので、おかしな動きがあれば決して見逃さないようにするべきです。
おかしな動きというのは具体的には、時々パソコンが立ち上がらない、プログラムがいきなり終了してしまう、パソコンから正常なときは出てこない変な音が出ているといった症状になることが多いでしょう。
そのような時は、特に異音が出ている時などは、既にハードディスクが壊れ始めているのかもしれません。
直ちに全作業を終了してハードディスクのチェックするべきでしょう。
「ディスクチェック」という、ハードディスク内のデータが正常に書き込まれているかを調べるプログラムでチェックします。
具体的な手順は次のようになります。
①マイコンピュータを開き、「C:」を選択してマウスの右クリックをし、メニューから「プロパティ」を選択します。
②「ツール」の「エラーチェック」の欄の「チェックする」を押します。
ファイルを開いている場合などはチェックできないことがありますので、チェック中はパソコンを他の作業には使えません。
③チェックと同時に、自動的におかしなファイルを直してくれます。
このチェックを行った時に時々エラーが表示されるようだと、ハードディスクに問題が出始めているということであり、ハードディスクが寿命に来つつあると考えるべきです。
購入後まだ新しいパソコンでこのハードディスクのチェックを行ってみればわかりますが、通常であればほとんどエラーは起こりません。
特に別ページ(ハードディスクのチェック)で説明した「不良セクター」が出始めているハードディスクは要注意だと考えるべきでしょう。
現在のハードディスからデータを読み取ることができるうちに、できるだけ早くハードディスクの買い替えや増設といった手段をとることによってデータを守る必要があります。
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