■パーティションとは
HDD(ハードディスク)は、1台のパソコンに1台設置されているのが普通ですが、Windowsで「マイコンピュータ」を開いてみると、「ディスク(C)」と「ディスク(D)」のように、ふたつのドライブのアイコンが表示される場合があります。
新しく購入したパソコンが、HDD1台にも拘らずこのような状態になっていれば、販売店が一つのHDD(ハードディスク)に2つのパーテションを切って(設定して)販売したものだということになります。
このように、パーテションというのは、1台のHDD装置をいくつかに分割して、見かけ上複数のドライブがあるかのように使用することができる機能のことで、分割された一つ一つの区画のことをパーテションと呼びます。
パーテションの種類としては、起動用のドライブとして使うことのできる「基本パーテション」と、起動用としては使えずデータ保存用として使うための「拡張パーテション」とがあります。
WindowsなどのOS(オペレーティング・システム 基本ソフトのこと)は、起動用の「基本パーテション」にインストールします。
このパーテションは、1台のHDD(ハードディスク)に4つまで作れるのですが、通常は、起動用の「基本パーテション」を一つ、データ保存用の「拡張パーテション」を一つ、計二つのパーテションを作ります。
■複数のパーティションのメリット
HDD(ハードディスク)のパーティションを複数にすると、どのようなメリットや効果があるのでしょうか。
Cドライブ1台を、Cドライブ、Dドライブ、Eドライブ・・・と複数に分けるのですから、Windowsのプログラムから見ると複数のHDDが接続された状態に見えることになります。
ポイントは、HDDのトラブルなどによるファイルの破損という状態は、一つのパーティションを越えて他のパーテションにまで影響することは無いということです。
つまり、最悪の状態として一つのパーテション全体のナイルが全部壊れてしまったとしても、他のパーテションには影響しないというわけです。
また、例えば誤ってDドライブのフォーマットを行ないそのディスクのデータを消してしまっても、他のパーテションのデータやプログラムは影響を受けずに残るということになります。
このように、パーティションを複数設けることによって、HDD内の操作ミスによるファイルの喪失が一部分で済むようになります。
もちろん、Windowsのプログラムは基本パーテションのCドライブにあり重要なデータはCドライブに集中していますので、拡張パーテションのDドライブ等は、バックアップ用として準備されていると考えるべきでしょう。
別のHDD(ハードディスク)を新たに購入することなく、同一のHDD装置の中で手軽にバックアップができるというわけです。
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