HDD(ハードディスク)の寿命





HDD(ハードディスク)は、メモリースティックなどと違い、機械としての寿命がある装置です。

HDD(ハードディスク)の寿命がくるとどうなるのかということですが、まず読み取りのエラーを起こすようになります。

そのまま使っていると、だんだんそのエラーの回数が多くなり、やがて全くファイルを読み出せなくなってしまいます。

読み取りのエラーが出始めるようになると、良く注意していれば、HDDの動作音がいつもより大きくなる、時々正常な時には聞かれない異音がするなど、ハードディスクの寿命の兆候に気付くことがあるかも知れません。

Windowsを置いている起動用のハードディスクが全くファイルを読み出せない状態にになると、パソコンが起動できないことになってしまいます。

このような状態になってしまうと回復の手段がなくなってしまうので、

 読み取りエラーが出始めたHDD(ハードディスク)は交換する

というのが寿命による故障でデータを失わないための現実的な対策です。

読み取りエラーが出始めた段階で早めにハードディスクを交換することにより、ファイルをきちんと新しいハードディスクにコピーして移動することができるので、大切なファイルを失うという被害を避けることができます。

HDD(ハードディスク)の寿命はどの程度の期間で訪れるのかは、パソコンの使用状況などによって異なりますので、一律に何年とはいえません。

同じパソコンでも、ハードディスクへの読み書きが非常に多い使い方の場合とそうでない場合とでは、寿命が違ってくるのは機械装置として当然といえるでしょう。

一般家庭で使うパソコンの場合、HDD(ハードディスク)は5年間ぐらいは使えると思っていいと言われています。

かといって8年も10年も使えるということは期待できませんし、逆に3年で寿命になるということもあり得ます。

筆者もRAID(複数のディスクを1台のディスクのように使う方法)用に購入した新品2台のうちの1台が、半年も経たないうちに故障したという経験がありますが、使い方が乱暴であったり、メンテナンスが間違っていたりすると、1年も経たないうちに寿命が来てしまうことさえあります。

そして、最も怖いのは、上で述べたような前兆がなく、ある日突然にハードディスクが動かなくなることもあるということです。

このため、重要な仕事に使っているパソコンや、失ってはならないデータを扱っているパソコンの場合は、定期的にしっかりバックアップをとるか、順調に動いていたとしても3年ぐらいでHDD(ハードディスク)を交換するというのが安全な対処方法だということになります。

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